平井範隆のライフメモ

平井範隆のゆるーい生活を綴ります。読むだけで気分がゆるくなります。

平井範隆、親子の関係を考える

こんにちは、平井範隆です。
「家族という病」という幻冬舎から出版された書籍についての記事を読みました。本の内容というよりはその著者の下重暁子さんに、実の両親や義両親と縁を切りたいと悩む人々について、その方々が家族とどう向き合い、行動すれば良いのかと言うのをインタビューしたもので、私も自身の体験や知人から聞いた話などで色々と思うことがあったのでとても感銘を受けました。


親との関係がうまくいかないことの理由の一つとして親が「子供は自分のもの」だと思っていることです。これについては知人がハッキリと母親から所有物だと堂々と言われたというのを聞いたことがあります。仲が悪いわけでもないし、虐待を受けているわけでもない普通の家庭ですが、知人はいつもこの母親との関係に悩んでいました。愛情が深すぎるのか過干渉にも見えましたし、知人は女性だったのでより母親からの干渉は強かったようです。

 

記事には物理的にまず距離を置く事などを薦めていて、知人も大学卒業を機に一人暮らしを始め、当初は離れて暮らしているにもかかわらず所在確認の電話やメールがたえませんでしたが時が経つにつれようやくそれもなくなり、お互い心にも余裕が出来たそうでやっと普通の関係になれたかもしれないと言っていました。私自身もやはり一人暮らしをしてから心に余裕ができたことなどを考えると親子で会ってもある程度の距離感って大事なんだなと思います。